スーパーアグリ、F1から撤退
スーパーアグリF1チーム(SAF1)が、資金難などを理由としてF1世界選手権からの撤退することになった模様。
チーム公式サイトに声明および鈴木亜久里チーム代表のコメントが掲載された。
エンジンやドライバーを日本関連で構成した「夢の国産チーム」は、志半ばにしてが姿を消すこととなった。
「昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた」と苦しい台所事情を明かした。
カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境の変化もあり、新たなパートナー探しが難航したのも原因らしい。
そんな状況でも、ホンダの支援を受けながら今までなんとか持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く厳しい環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、F1撤退という“苦渋の決断”を下すしかなかったとのこと。
鈴木亜久里代表は、「ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい」 とコメントした。
残念ですなぁ・・・
昨年、チーム結成22戦目(スペインGP)にして初ポイントを獲得、2007年のランキング9位という成績を残しただけに、撤退が惜しまれます。
琢磨、アンソニーとも、早く次のシートが決まることを願います。
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