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2008/11/23

今岡は一塁へコンバートか?

阪神・真弓明信監督は、近年、不振の続く今岡の一塁コンバート案を披露した。

「(今岡は)三塁だけじゃなくて一塁も考えている。新井の腰のことを考えると、春先どうかなというところもあるから」

05年にはシーズン147打点という驚異的な数字をたたき出したが、ここ数年は故障もあり成績は下がる一方。今季も55試合で打率・172、29打点、7本塁打と精彩を欠いた。

真弓監督は、現役時代の背番号を受け継いだ今岡に対して「正直言ってあります」と特別な思いを持っている。たぐいまれなる打撃センスを持ちながら、力を出し切れないその姿に歯がゆさすら感じていた。

ただし、チームを預かる者としては特別扱いはできない。すでに三塁は関本と成長著しいバルディリスを争わせることに決めている。今回の一塁コンバートも、レギュラーは新井と決めた上でのサブ的な存在と位置づける。それも「復調が前提。打撃の復調をどう図るでしょうね」と突き放す。

コンバート案に対して今岡本人は「3年間、レギュラーとしてやってないですから。真弓監督に言われた役割を、その通りにやって、その中で自分が頑張るだけです。一塁でも三塁でも試合に出ないことにはどうにもならない。それは身をもって分かってますから。自分がどうこう言う立場ではない」と神妙に受け取った。どん底からはい上がるしかないのだ。

真弓監督は「新井はオープン戦最初から出られるか微妙。(腰痛が)負担かなとも思うからね」と言った。裏返せば、ここに今岡の付け入るチャンスがあるということ。泥にまみれた背番号7が、若手に交じってオープン戦序盤からアピールする。

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