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2009/02/11

新井、三塁へコンバートか?

 阪神・新井貴浩内野手の三塁コンバート案が浮上していることが明らかになった。
右翼を争う新外国人のケビン・メンチ外野手と、林威助外野手の評価がうなぎ上りの状況を受けて、林を一塁で起用、広島時代は三塁手だった新井をコンバート。超攻撃型オーダーを編成するという狙いがある。

 『三塁・新井』の究極のコンバート案が浮上した。監督就任以来、新井の一塁起用を明言してきた真弓監督だが、キャンプインして事情が変わった。
 最大の“誤算”は新外国人メンチ。右翼争い候補であったが、評価は未知数だった。しかし、来日してみて、その評価は一変。守備や肩の強さ、足についても大きな戦力となる可能性が高まってきた。そこで浮上したのが、林の一塁起用と、新井の三塁転向。
 打力を生かすためのコンバートではあるが、指揮官が掲げる『守りの野球』を揺るがすものではない。
 新井は広島時代は主に三塁手。昨年は一塁手としてゴールデングラブ賞を受賞。腰痛もあり、守備の負担を心配する声も上がるが、05年に本塁打キングを獲得したときも三塁手だったし、何よりFA移籍当初から新井自身がこだわったポジションだけに、モチベーションではむしろプラスに働くと思われる。
 また、新井の三塁転向によって関本は二塁へ。こちらは二塁手として714守備機会無失策のセ・リーグ記録保持者で、むしろスペシャリストといっていい。林の一塁についても右肩を手術する以前の07年には46試合で一塁に就いており、問題はない。
 では打力アップはどれほどのものか。鳥谷、金本、新井のクリーンアップの後、6番にメンチ、7番に林、8番に矢野と並べば“第2のクリーンアップ”が形成されることになる。指揮官が「下位に入る人は一発もある人がいい」という理想にも当てはまる。
 ずらりと大砲が並ぶ打線は他球団にとって脅威になる。足に小技に一発に。バラエティーに富んだ真弓版ダイナマイト打線が完成する。

 猛虎打線復活なるか楽しみになってきました

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