G1 CLIMAX 2009 真壁が悲願の初勝利
「G1 CLIMAX 2009」優勝決定戦が、16日、超満員の両国国技館で行われた。
まずは、第3試合の準決勝で、Aブロック同率1位の真壁刀義と、Bブロック2位の杉浦貴(プロレスリング・ノア)が対決。
杉浦は、負傷している真壁の額に攻撃をくわえ、流血に追い込む。そして、得意のニーリフト、中年’Sリフト、ジャーマンスープレックスなどで真壁を追い込む。だが、真壁はショートレンジラリアットから突破口を開き、スパイダージャーマン→キングコングニードロップの連続攻撃で勝利。
続く第4試合は、Bブロックを全勝で通過した中邑真輔が、現IWGPヘビー級王者の棚橋弘至と激突。ライバル対決は、攻守が目まぐるしく変わる白熱した展開となる。そんな中、中邑の雪崩式ランドスライドという大技がさく裂。そして、続けざまに放たれたボマイェによって中邑が棚橋を撃破。
決勝戦は、ともに初優勝を狙う中村vs真壁の対戦となった。中邑は、真壁の傷口を容赦なく攻撃して流血させると、キック攻撃で試合の主導権を握る。断崖絶壁に追い込まれた真壁だったが、中邑のボマイェをブロックして復活。スパイダージャーマン→キングコングニードロップの必殺フルコースで中邑を粉砕。真壁が悲願の初優勝を決めた。
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