セリユーズ号、レース結果と調教師のコメント
愛馬セリユーズ号、先週土曜日の東京10R葉山特別に菅原明良騎手騎乗で出走し、優勝しました。
最後の直線に入るまで後方の位置取り。直線に入っていい末脚で1着入線。約2年半ぶりの勝利。いい走りでした。
レース結果
セリユーズ[父 ディープインパクト : 母 ミュージカルロマンス]
5/29(土)東京10R 葉山特別〔芝1,600m・11頭〕優勝[6人気]
シャドーロール着用。真ん中の枠から前走以上にスタートを決めるも、焦らずに後方2番手からの競馬になります。直線では長期休養明けを感じさせないほどの鋭い決め手を発揮して、約2年2ヶ月ぶりの勝利を挙げています。
国枝栄調教師のコメント
「ここ数戦はセリユーズらしい競馬をお見せすることが出来ませんでしたので、ノーザンファーム早来まで戻し、時間を掛けてオーバーホールをさせていただきました。その効果もあって、こちらに戻ってきてからは走ることに対して気持ちが前向きで、攻め馬でも好時計を楽に出せるようになり、心身共に良い状態を保ったままレースへ臨めたと思いますし、それが最高の結果に繋がったと思います。ただ、菅原騎手は『返し馬で肩の出が悪かった』と話しており、その影響で前半は進みが悪かったようですし、この点は少し心配ですね…。まだ本調子という訳ではなそうですので、続けて使っていけるタイプではないと思います。ジョッキーは他にも『肩の出が悪くてあまり無理して出していくのも良くないと思い、前半はソロッと出たなりで競馬をしました。ペースが遅かったので、このポジションでは正直どうかなとも思っていましたが、攻め馬の感触が良くて、終いは良い脚を使ってくれるイメージがありましたし、直線でスパートを開始すると、グングン加速して前の馬たちをまとめて差しきってくれました。もの凄い脚で正直、乗っていた私もビックリするほどでした(笑)。かなり能力の高い馬ですし、こうして勝利へ導くことが出来て良かったです』と笑顔で話してくれました。久々の一戦でしたから反動が大きいかもしれませんし、トレセンへ戻ってから入念に馬体をチェックさせていただきます」
近況
セリユーズ[父 ディープインパクト : 母 ミュージカルロマンス]
在厩場所:1日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧
調教内容:
次走予定:未定
国枝栄調教師のコメント
「先週は改めておめでとうございました。レースの上がり3ハロンが34.1で、それを後方からまとめて差し切るのですから、大したものですね。しっかりとオーバーホールさせたことが良い方へ出て良かったと思います。レース後は久々の実戦でやや疲れはありますし、少し前捌きに硬さがあるものの、大きな問題は無さそうですね。とは言え、心身のリフレッシュは必要でしょうから、昨日牧場へお戻しさせていただきました」
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